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「節制と愛の行い」 フードバンク仙台への献品

学校行事・宗教行事

今年、聖ドミニコ学院中学校高等学校では、全校で力を合わせて行う待降節の節制と愛の行いとして、フードバンク仙台に食糧を届けることに取り組みました。フードバンク仙台は、新型コロナウィルスの流行をきっかけとして2020年5月に結成された有志の団体で、さまざまな事情で食べるものがない方々に食糧を届ける活動を行っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

というわけで、クリスマス実行委員が中心となって集めた食糧を届けるために、フードバンク仙台に向かいました。フードバンク仙台は、本校から歩いて5分足らずのところにあります。

 

フードバンクでは、代表の小椋さんがあたたかく出迎えてくださり、活動の実際について詳しく教えてくださいました。今日届けたこの食糧が、明日の午後には食糧を必要とされる方々の元に届くそうです。生徒からは、この支援を今後も続けていきたいという声も聞かれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

助け合う精神は、私たちのアイデンティティです。私たちの聖父ドミニコがスペインのパレンシア大学で勉学に励んでいた時、その地方で飢饉が起こりました。その時聖ドミニコは、すべてのものを売り払い、飢えに苦しむ人々に食糧を配ったといいます。ある人が、なぜあなたはそこまでするのかとたずねると、聖ドミニコは「人々が飢えで死んでいくときに、死んだ羊の皮(羊皮紙)の上で勉強していることはできない」と答えたといいます。このことばは今も私たちの心に響いています。