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≪思いやり≫

お知らせ

5月の月間目標

≪思いやり≫

人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい。(マタイ福音書7章12節)

「人に何かをしてあげるというのは、簡単なことではありません。時にはただ見守ることの方が大切な場合もあるのです。相手の心を知るには、謙虚さ、そして愛が必要です。」と葉祥明さんがおっしゃっています。「愛には目がある」と言ったのは教父アウグスティヌスだったと思います。彼によれば、人間はアニマ(魂)と身体からなる理性的存在で、アニマの中の最も優れたものを‘’心“と呼んでいます。心のうちに理性と知性があり、知性は”心の目“で、真理を覚知し、善を愛し、神のことばを把握する力があるのです。愛ある人の言葉と行為は洞察と思いやりにあふれ、相手との架け橋となりえます。

最後に紹介するのは、マザーテレサの祈りです。歌詞になって子供たちに歌われています。わたしたちも祈りとして願いとして捧げてまいりましょう。世界が平和になるように、まず、足元の一歩から照らされますように。

主よ、今日一日、

貧しい人や病んでいる人を助けるために

わたしの手をお望みでしたら

きょう、わたしのこの手をお使いください。

主よ、今日一日、

友を求める人々を訪れるために

わたしの足をお望みでしたら

きょう、わたしのこの足をお使いください。

主よ、今日一日、

優しいことばに飢えている人々と

語り合うために、わたしの声をお望みでしたら

きょう、わたしのこの声をお使いください。

主よ、今日一日、

人は人であるという理由だけで

どんな人でも愛するために、

わたしの心をお望みでしたら

きょう、わたしのこの心をお使いください。