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≪努力≫

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6月の月間目標

≪ 努 力 ≫

「求めなさい。そうすれば与えられる。
探しなさい。そうすれば、見つかる。
門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。」
(マタイ福音書7章7節)

6月に入り、いよいよ、中学校総合体育大会、高等学校総合体育大会の季節となりました。運動部の皆さんは、日ごろの練習の成果を発揮してくださることを願っています。
教会の暦では6月は「みこころの月」。ヴェリタス館エントランスに、イエス様がご自身の心臓をさしている木彫のご像があります。全ての造られたもの、全人類への神様の深い愛を象徴しています。
3年にもわたるコロナ禍で、人と人との隔たりが生じ、孤独を感じる方も増えています。戦争、飢餓、格差や気候変動にも諦めと無関心が漂いつつあります。改めて、みこころのイエスに熱意と愛を願いたいものです。

先日の朝日新聞に「とび職から世界トップ大へ留学した鈴木琢也さん」の記事が載っていました。中学時代からヤンキーだったそうです。父親が仕事の都合上、50近くになって高校数学をやり直したことを知った彼は20歳で転職。ITの専門学校に通い、IT企業に就職するも、リーマンショックに。リストラを目の当たりにし、どうせならと世界トップレベルの大学を目指します。米国では「起きている時間はすべて勉強する」というルールを自分に課して実行します。そこで得たのは、ルールを自分たちで決め、未来を能動的に作っていく感覚で、それは、ヤンキーの世界と似ているというのが面白いですね。ルールを作るには、議論が必要で、議論するには自分なりの「軸」も必要だということです。

最初はイエスに敵対し、後に命を賭してイエスを、神の愛を証していくパウロは言っています。「私たちは、苦難をも誇りとします。わたしたちは知っているのです。苦難は忍耐を、忍耐は練達を、練達は希望を生むということを。」(ローマの信徒への手紙5章3.4節)6月は皆さんが努力を発揮する月です。