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高校総体結果報告【バレーボール部】

6月7日~9日に行われた第74回宮城県高等学校総合体育大会バレーボール競技の結果を報告します。

第1回戦 対 仙台向山高校 (25-6,25-10)

第2回戦 対 名取高校   (25-7,25-6)

初日は、昨年の初戦敗退が頭をよぎり…見えないプレッシャーがあるなか、これまで様々な経験をしてきた3年生を中心にコートの中を笑顔いっぱいに駆け回ってくれました。#7林、#8山田のスパイクポイント、#3神林のサーブなどで流れを引き込み、ドミニコらしい泥臭いバレーに徹する3年生の後ろ姿はとてもとても頼もしく、輝いて見えました。

第3回戦 対 城南高校  (25-11,25-10)

準々決勝 対 仙台商業高校(20-25,10-25)

大会2日目の午前中にベスト8を決め、迎えた運命の準々決勝。試合前から両校応援団のボルテージは最高潮、大声援の中で試合が始まり、開幕ポイントは#4伊藤のスパイク!その後も#1鈴木(珠)の堅実な攻撃などでゲームを優位に進め5-2とリードするも、忍び寄る仙台商業の雰囲気に押し込まれそうになりますが#14佐藤の相手ブロックを弾き飛ばすスパイクで流れは譲りません。一進一退の攻防が続き、選手からは緊張よりも試合を楽しんでいる表情が見受けられました。7-10の場面では#12鈴木(月)のファインレシーブなど約70秒にも及ぶ両校譲らない見ごたえのあるラリーが展開されました。11-14から2点連続で相手ライトに決められ、本校のタイムアウト。11-16でゲーム再開となり、#10津田の相手エースを見事にシャットアウトで再びドミニコに流れを呼び込みます!対仙台商業戦で初めて20点ゲームになったものの、最後は押し切られ20-25で第1セットを落とします。続く第2セットも要所で、泥臭く繋ぎ流れを呼び込もうとするドミニコらしさは出せたものの、仙台商業の対応力に屈しセットカウント0-2で敗退となりました。

4月の大会で対戦した時よりも戦えた実感、積み重ねてきたことが手ごたえとして現れた準々決勝ではありましたが、ベスト4の壁を破ることはできず、高校総体ベスト8という結果でした。ベスト4に入り東北大会に行くことを目標にしてので、悔しさは拭えませんが、宮城県でベスト8を守り抜くことも容易なことではありません。県新人(1月)・国体予選(4月)・高校総体(6月)ベスト8に入り続け、守り抜いた3年生は素晴らしい!後輩たちはここで流した悔し涙を忘れず、さらに強くなって帰ってきてくれると信じています。

バレーボールが大好きで、ドミニコでバレーがしたいという想いを集まってくれた10人の3年生は誰一人欠けることなく最後の高校総体を迎えました。この3年生は入学時ベスト8、時にはノーシードになることもあり、紆余曲折しながらもシード校としての重圧を背負って戦ってきてくれました。苦楽を共にしてきた10人がそれぞれのカラーを出し合い、切磋琢磨してきたからこそ今のチームがあります。時には心折れそうになったり、悔しい思いもたくさんしてきました。それでも誰一人辞めることなく走り抜けられたのは、本人たちの努力、そして何よりも応援してくださる方々のサポートのおかげで、選手たちはここに立っています。高校総体初日は学校でのパブリックビューイング、2日目もライブ配信で観戦してくださった皆様、現地に駆けつけてくださった保護者・OG・関係者の皆様、応援本当にありがとうございました。

ここが終着駅ではありません。進路に向けて一線を退く者、選手として続ける者、高校総体で目標に届かなかった悔しさを胸に、それぞれのステップに進んで頑張ってほしいと思います。

現チームに残された最後のチャンス10月の【春高予選ベスト4】を成し遂げるべく、気持ちを新たに舵を取り始めています。

その間には7月下旬:県私学大会、9月上旬:東北私学大会があります。

3連覇がかかる県私学大会に向け、県中総体に向かう中学生との練習試合が続きますが、若いパワーに負けることなく、ドミニコ学院が目指す`泥臭いバレー’のさらなる追求をしていきたいと思います。私たちが成し遂げようとしていること、高校総体の敗戦はある意味試練だと思います。【神様は乗り越えられる人にしか壁を与えない】という聖書の言葉を信じ、これまで以上の努力の継続と、高総体で感じた2本の重みを自分たちの確かな力で結果を変えていけるように覚悟を持って日々の積み重ねをしていきます。

今後とも応援よろしくお願いいたします。