中学2年・書の時間──“初空”に思いをのせて──
中学2年生の書道授業がいよいよスタートしました。
今年の課題は、新年の清々しさを思わせる二文字「初空」。
この日は宮城野書人会の先生をお招きし、直接ご指導をいただきました。
先生はまず、筆の運び方や字形の決め方などを、丁寧に、そして時にユーモアを交えながら解説してくださいました。
生徒たちはうなずいたり、目を輝かせたりと、すっかり書の世界に引き込まれた様子です。
そしていよいよ、先生による実演。
筆が紙の上を走るたびに、教室の空気がすっと静まり、完成した瞬間には、生徒たちから自然と拍手が起こりました。
「え、これって同じ筆を使って書いてるんですか…?」とつぶやく声も。
どうやら魔法の筆に見えたようです。

実演後、生徒たちはそれぞれの作品制作へ。
最初は緊張していたようですが、気付けば楽しさが勝り始め、
「先生、この線、今日イチの出来です!」
「いや、こっちのは“味”があるよ!」
と、和やかなやりとりも生まれていました。
青いシートの上で一心に筆を運ぶ姿は、どこか初空の澄み渡る青さにも通じるよう。
仕上がった作品には、それぞれの個性と、一文字にこめた“今の自分”がしっかりと刻まれていました。
今年も生徒たちが、書の時間を通して豊かな表現力と落ち着いた心を育んでいけるよう、丁寧に指導してまいります。

