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高1総合的な探究の時間―SDGs中間発表会―

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今回は高校1年の「総合的な探究」の様子をお伝えします。
現在第1学年では、SDGs(持続可能な開発目標)について考える取り組みを行っています。
この日はSDGsの各テーマについての具体事例や問題解決について班ごとに調査してきた成果を学年全体に発表する中間発表会でした。
海洋環境の向上のために、質の高い教育とは何か、新型コロナウイルスへの対応、世界の貧困をなくすにはどうしたらよいか、ジェンダー平等実現に向けて、等々班ごとに多様な切り口で社会問題を考察し、SDGsのテーマと関連させて問題解決には何が必要かを発表していました。
生徒たちは自分たちで調査してきたことをイラストや写真、グラフを使うなど分かりやすくパワーポイントスライドにまとめ上げ、マイクを片手にプレゼンテーションしていました。
平和な日本にいる生徒たちが、世界の社会問題を自分ごととして意識することは中々難しいですが、今回の一連の探究活動、発表会をとおして、理解を深めることができたようでした。また、世界の諸問題を知り、解決策を考え、アウトプットすることは「生きるとはどういうことか」「自分が社会にどう貢献できるか」ということを考えることにつながります。今回の一連の経験を活かし、次回以降の「総合的な探究」の時間では、今回の切り口とは異なるSDGsのテーマを選び、社会問題をさらに深く掘り下げて考えていきます。